《社会福祉士・前田くにひろ》文京区の行政情報を公開、地域福祉についてのコラム、活動中の法人の紹介

社会福祉士・前田くにひろ

社会福祉士・前田くにひろ

社会福祉士・前田くにひろのコラムです。テーマは「文京区の地域福祉」「社会福祉士合格への道のり」です。


コラム 「文京の福祉にあたらしい風を!」


本郷交流館跡地の事業者決定について感じたこと (2014/06/01)

 本郷交流館跡地の障がい者施設の運営事業者には、1社が応募し、選考基準を満たしているとして選ばれました。

 小石川・大塚両作業所を運営している法人です。無借金で事業を行うほど財務関係が良好であることが評価されました。繰越金が28億円あり、同法人の財政状況の良さがうかがえます。事業計画では、全体で4億円かかり、そのうち2億円を国と東京都からの補助金、2億円を自己資金としてまかないます。初年度から2千万円の黒字で、30年間では8億円の余剰金を生じることとなります。


 一方、障がい者への工賃は、年間480万円で40人の定員なので、月額一人あたり1万円程度と見られます。30年間工賃は年額480万円で変えない計画です。


 国の調べでは、就労継続支援事業の全国平均工賃は2万円程度であり、また、国は『工賃倍増5カ年計画(最低賃金の3分の1までは工賃を上げる計画)』を提唱しています。それらから比較し、障害者の視点から見ると厳しい計画のようにみえます。


 文京区では、新しい福祉センターの事業者も大規模な法人が選ばれ、収益率は悪いが地域に必要な事業をやっていたとされる特養ホーム大塚みどりの運営法人は、改修費を賄うことができないため、改修を期に撤退することになりました。

 全国的にも、経営がうまく、財政力のある法人が事業を拡大していき、財政力の弱い法人は撤退・事業縮小するなど、法人の大規模化・集約化が進む傾向があるとのこと。

 福祉サービスを提供する社会福祉法人にとって、経営の継続性は大事な点ですが、利用者の幸せや地域への貢献なども重要な使命だと思われます。

 こうした福祉現場の状況について、みなさんはいかがお考えでしょうか。



前ちゃんの社会福祉士合格への道のり


社会福祉士になった理由 2 (2014/07/21)

前回の記事では、
社会福祉士になってからやりたいこととして、

  • ケアプランや個別支援
  • 財産をみまもる成年後見人
  • 地域の福祉事業の立ち上げなど、

をやりたいと、書きました。

今回は具体的に、どのような活動をやっていきたいか。
「理想の文京でこんなことができたらいいな!」を
自由に挙げてみたいと思います。

まちの相談室を立ち上げる。
まちで暮らすひとの日々のお困り事を相談できたり、地域に必要な事業を提供する。
貧困に陥ると、5つの(教育、雇用、家族、制度、自分)にアクセスできないという問題を解決したい。

例えば…

  • 役所や病院への同行サービス
  • 配食サービスや栄養相談
  • 健康的な惣菜・お弁当

地域での助け合い―家族会を立ち上げる。
地域での助け合いが生まれるような仕組みづくり。
現在も3ヶ月に1回「介護者が元気になるWSを」やっていますが、回数をふやし
家族同士がサポートできるような組織を町ごとにつくる。

  • 若年性の痴呆症を考える会
  • 地域のケアを考える会

精神医療―薬を使わない体制づくり
メンタルのお悩みをお持ちの方が、セルフケアできるような支援をする・

  • 代替療法
  • 生活環境・生き方を整えていく
  • 安心できる場所をつくる

文京区に地域密着型サービスをつくる。
大規模施設ではなく、地域で、自宅で最期まで暮らせるためのサービス。

  • グループホームを地域に根付かせる。
  • 小規模多機能型サービス入浴を重視したデイサービスセンター作り
  • 24時間365日・緊急・医療対応ボランティア

若い人へのサポート
若い人が自分で考え行動できるようにサポートする仕組みづくり。
子どもたちの社会的背景(貧困・いじめ・DV・不登校)に対処
できるような支援(スクールソーシャルワーク)を導入。

  • 学校にスクールソーシャルワークを導入する
  • いろいろな人が集まれるたまり場づくり
  • 親同士や子供同士が付き合っていけるような集まり、民営児童館構想


社会福祉士になった理由 1 (2014/06/01)



 区議会議員は、独立型の「ソーシャルワーカー(注:生活する上で困っている人々などを支援する専門職)」だと考えていました。


 区民の方々の悩み事の相談にのり、解決に向けてともに考えていくことは、社会福祉で言えば「ケースワーク(援助する技術)」にあたりますし、そうした個人的な課題は、皆に共通の問題でもあります。それらを普遍的に解決するため に、制度を創設・改善したり、地域社会への働きかけをして社会資源を創りだすなどの活動は、ソーシャルアクション(社会に働きかけること)」とも言えると思ってい ました。


  これまでは、議員の仕事やNPO活動を通して、「社会福祉」について、独学で学び、区民の相談にのってきましたが、そうした困り事をより効果的に解決できるように援助技能を身につけ、向上したいと思いました。


 また、議員としても、福祉制度を社会に合わせていかなければなりませんが、制度改正を考えていく上でも、「社会福祉」の全体像を見据えることができるように体系的に学びたいとも感じていました。

  そうした思いを実現するには、専門的に学べる機会がないかと考えていたところ、学びが具体的な資格という形になる社会福祉士の勉強をする ことに思い至りました。


  資格取得後には、

  • ケアプランや個別支援計画の相談にのったり、
  • 権利擁護のための成年後見人の受任や
  • 地域での社会福祉事業の立ち上げ支援など

より専門性の高い活動を行いたいと思っていました。

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